会員ならびに『中国語学』掲載論文著者各位
日本中国語学会では1947年3月以来、学会誌『中国語学』を刊行して参りました。喜寿を祝うべき七十七年という長きにわたって刊行を続けることができましたことは、会員各位のご支援、ご協力のたまものに他なりません。心より感謝申し上げます。
昨今の学術を取り巻く環境の変化には目を見張るものがございますが、本学会では人類の知の共有という視点に立って『中国語学』の学術的価値をより一層高めるために、取り組みを行って参りました。その一つが科学技術振興機構(JST)の学術雑誌電子アーカイブ事業への応募でした。応募の結果、2008年度に『中国語学』は電子アーカイブ化の対象として採択され、底本の手配がついた号については第1号から第255号(2008年発行)までの全号が、JSTが運営する電子ジャーナル公開システムJ-STAGEに登載され、2011年までに公開されました。
256号(2009年発行)およびそれ以降の号は上記事業の対象とはなっておりません。しかし、2016年から18年にかけて『中国語学』電子化が推進されたことで、現在では266号(2019年発行)およびそれ以降の号について、掲載論文と学界展望は冊子版発行と同時に電子版としても発行され、かつJ-STAGEに登載されています。そして、発行後1年が経過した時点でJ-STAGEで公開されるようになっています。
この度、J-STAGEで未登載となっている256号(2009年発行)から265号(2018年発行)までの10号分(10年分)を対象として、掲載論文と学界展望を登載、公開することの能否について編集委員会で検討し、理事会で審議を行いました。『中国語学』が全号ともJ-STAGEに登載されることは本学会にとっての宿願であると同時に、『中国語学』の学術的価値の向上という観点からも優先して進めるべき事業であると思われます。その一方で、当該期間には「日本中国語学会著作権規定」が制定された2013年以前の期間が含まれています。そこで、256号(2009年発行)から265号(2018年発行)に掲載された論文および学界展望を登載、公開するに当たり、著作権(複製権および公衆送信権)の行使を本会に許諾していただきたく、ここに公告いたします。 本来であれば著者各位に直接お願いを差し上げるべきところでございますが、編集委員会と事務局にその人的余力がないことと本事業の意義をどうかご理解いただき、この公告を以て著作権の行使を許諾いただければ幸いに存じます。
この件に関しましてご了承いただけない場合、あるいはご不審の点がございます場合は、2024年8月31日までに、本会事務局まで文書にてお申し出下さい。お示しした期限までにお申し出がない場合、本公告の内容についてお認めいただけたものとさせていただきます。尚、著者であって退会された方、あるいは物故者の場合、その著作権者であるご遺族が本公告を期限内に知る機会がない可能性もあろうかと存じます。それらの方々からのお申し出につきましては、期限を過ぎましても個別に対応させていただく所存です。