開催概要
下記の要領で日本中国語学会主催のセミナーを開催する予定です。聴講は事前登録制となっております。奮ってご参加ください。会員でない方もご聴講頂けます。
- 開催日時:2022年9月10日(土)14:30~18:00(日本時間) Zoomによるオンライン講義
- 講師(登壇順)、および講義題目:
- 秋谷裕幸先生(愛媛大学) 「北京方言のきた道」
- クリスティン・ラマール先生(フランス国立東洋言語文化学院・東アジア言語学研究センター) 「中国語の空間移動表現をめぐって——方言と会話データから」
- 参加費:日本中国語学会会員¥1,000 / 非会員¥2,000 (聴講申込時に PayPal でお支払いいただきます。極力 PayPal でのお支払いをお願いしているところですが、どうしても無理な方は下記「お問い合わせ」のアドレスまでご連絡ください。)
- セミナーは事前申込制です。
- 聴講申込期間:2022年8月5日(金)〜2022年9月5日(月)18時(日本時間)まで
- お問い合わせ: seminar [at mark] chilin.jp ([at mark] を @ に変えてください)
なお、Zoom管理の都合上、聴講は先着100名様とさせていただきます。本セミナーは開催日の生配信のみです。オンデマンド配信は行ないません。
参加申込
申込フォーム → 受付終了しました
講義内容
北京方言のきた道 秋谷裕幸(14:40-16:10)
皆さまの多くは中国語教育に従事されているのではないでしょうか。大学等で教えられている中国語すなわち「普通話」は北方官話を基盤とする一方、音声については首都北京の方言によっています。その北京方言は、通説に私見をやや交えると、「シナ・チベット語族/中国語派/中国語/北部中国語/北方方言/北京官話/京承方言群/京師下位方言群/北京方言」と分類されます。本セミナーではこの分類にしたがって、北京方言のきた道をたどりつつ、その諸特徴を考えてみたいと思います。
中国語の空間移動表現をめぐって——方言と会話データから クリスティン・ラマール(16:20-17:50)
この講演ではここ三十年の中国語における空間移動表現研究を振りかえり、その分析結果に諸家の一致が見られないのは、適用した枠組みの違いだけでなく、採用した言語データの性質の違いに拠る要素が多いということを指摘する。まず標準語と「語り」の表現に限定することなく、方言データと会話データをも取り入れることによって見えてくる現象を紹介し、そして、2020年代以降に登場したトピックをいくつかピックアップし、他言語との対照についても合わせ論ずる。