2011年度
第3回: 2011年10月16日(日)13:30〜
広島大学東千田キャンパス207講義室
滕小春(広島大学・非)
日本人学習者の中国語の理解力と表現力の特徴—調査と統計の手法による—
日本人の学習者は漢字の知識をもっているので,中国語の単語や文などを学習するとき,インプットした言語情報において,取り込み,統合或いは文法体系の発達などの認知処理が不十分だとしても,中国語に対する理解力が高いと思われる。しかし,これについてはまだ科学的に解明されていない。本研究は,中国語に関する学生の理解力と表現力に関して調査を行った。また,その能力に関する評価について,複数の教員に対して調査を実施した。それらの調査結果を統計学に基づいて科学的に分析して,日本人学習者が漢字を知っていることが,中国語を学習する際の理解力と表現力にどのように影響を及ぼすかについて考察した。
会場所在地:
広島市中区千田町1-1-89, TEL: 082-542-7014
支部例会および会場に関する問い合わせ:
広島大学大学院総合科学研究科人間文化研究講座
小川泰生, ogawaya◆hiroshima-u.ac.jp(◆を@に代えてご使用ください)
小川泰生, ogawaya◆hiroshima-u.ac.jp(◆を@に代えてご使用ください)
当日は放送大学の学生が使用して駐車場が満車になるので,電車でのご利用をお願いします。
第2回: 2011年7月10日(日)13:30〜
広島大学東千田キャンパス第8演習室
滕小春(広島大学・非)
日本人学習者の中国語の理解力と表現力の特徴再考
日本人の学習者は漢字の知識を持っているので,中国語の単語や文などを学習するとき,インプットした言語情報において,取り込み,統合或いは文法体系の発達などの認知処理が不十分にしても,中国語に対する理解力が高いと思われる(たとえば,滕2011)。しかし,本当にそうであるのか。これについてはまだ科学的に解明されていない。本研究は,広島大学の1年生の期末試験の解答を統計学に基づいて科学的に分析して,このテーマについて考察した。
侯仁鋒(県立広島大学)
中国語教科書に見られる不自然な点について
第1回: 2011年5月15日(日),13:30〜
広島大学東千田キャンパス207講義室
柯惟惟(広島大学・院)
台湾と中国の用語差異—日系外来語を中心に—
台湾と中国は政治上の理由で一時期交流が禁止されたため、この時期に流入し、定着した語彙にも違いが見られる。最近になって、インターネットの普及や政治的な開放に伴い、情報の交流は盛んになっている。台湾にいても、台湾と中国の日常生活用語の違いを常に感じる。台湾と中国との用語差異は、今まで多く研究されてきたが、日本語由来の語彙を中心とした研究は管見の限りまだ多くない。ここでは、台湾の日系外来語を残存外来語、新日系外来語に分け、台湾と中国での使用状況の差異について考察する。
侯仁鋒(県立広島大学)
试析汉语检定考试3级笔试试题
本文根据相关的语言测试理论及其实践经验,参考我校同学做过的结果,并依据公布的考试结果数据,对2007年和2008年2年6次的笔试试卷,主要从“考什么”和“怎么考”的角度做了探讨。我们认为该考试有三大特色:一是测试语言知识和语言应用能力兼顾,体现了语言知识和语言技能都是语言能力的一部分的语言教学观和语言测试观;二是既测试语音和声调、语法和词序,又测试阅读理解、日译汉,应该说测试内容全面,考试应该有良好的效度;三是以客观试题为主,并搭配了部分主观试题,在确保了考试的信度的基础上,也提高了考试的效度。但似乎也有几点值得商榷之处:题量不足、分项间内容重复、部分题型欠严密、阅读理解的填空试题认知层次低、回数间的难易度欠稳定、项目顺序编排欠佳等。
2010年度
第3回: 2010年10月3日(日)
広島大学東千田キャンパス207講義室
楊明
中国語の動補構造における構文の存在—構文文法によるアプローチ—
本発表は,構文文法(Construction
Grammar)の視点から,I)結果構文における使役の意味の所在,II)動補構造に結びつく独自の項構造,III)構成要素に対する意味制限という三つの現象を証拠として挙げて,動補構造はゲシュタルト的な性質を持っており,動補構造にみられる,特定の動詞クラスが特定の統語順序で配列されるという合成パターン[[V][RP]]cが慣習化された意味と形式の対応物,即ち,構文(Construction)であると主張する。
侯仁鋒(県立広島大学)
对“中国語検定試験”的听力理解探讨
<一、从试卷的内部一致性上分析信度>根据公布的考后数据,对比听力和笔试的平均分可知,64回(差0.2分)和68回(差1.9分),在试卷的内部一致性上有很高的信度,而69回(差15.1分)、66回(差9.3分)和65回(差10.3分)则信度欠佳,67回(差3.6分)不尽理想。<二、从听力理解特点分析信度>我们对08、09年的听力探讨的结果表明,大部分试题质量上乘,如语言地道、表达自然、设问合情合理、先给出设问后听题干等等,都保证了试题有良好的效度和信度。但另一方面,也发现了一些问题,这些问题也许有可能成为影响试题的效度和信度的因素。分别是:(1)文本失当,(2)试题篇幅过长,(3)没有提示必要的话题、情景或场面,(4)选择项过长、信息量过多,(5)设问和选择项不匹配,欠严谨。
第2回: 2010年7月25日(日)13:30〜
広島大学東千田キャンパス207講義室
柯惟惟
1895年以來臺灣的語言政策轉變
要旨:
臺灣位於亞洲東部,太平洋西北邊。從17世紀開始,陸續經歷荷蘭、西班牙、鄭成功、清朝,日本以及1945年後國民黨遷台等的政權統治。臺灣雖以現代北方漢語語法和北京話語音作為國語,但是在複雜的歷史背景之下,發展至今的國語已和中國所使用的「普通話」,無論是在語音或是詞彙上都有差異存在。本文將著重在彙整各種從日本統治時代至今,與語言相關的重要政策。希望可以藉由觀察語言政策的轉變,對臺灣國語的獨特性有更進一步的了解。
第1回: 2010年4月25日(日)13:30~
広島大学東千田キャンパス207講義室
柯惟惟(広島大学・院)
台湾における新日系外来語について—語彙分類の試みを中心に—
要旨:“寒天”,“達人”のような中国語の表現ではない新日本語外来語は「哈日(ハーリー)」ブーム」によって,台湾にやってきた。テレビニュースから広告,新聞,雑誌まで,多くのメディアに現れ,使われている。謝雅梅は『日本に恋した台湾人』(2000)で“歐達古”(オタク),“卡娃依”(かわいい),“皮卡丘”(ピカチュウ)のような中国語の辞書に載っていない,より新しい日系外来語がすでに台湾の若者たちの語彙の一部となっていると書いてある。本稿では,これらの語彙の使用状況を調査し,どんな分類ができるのか,そして,どんな傾向があるのかを中心に述べる。
丁雷(広島大学・院)
浅谈汉语语音节奏训练
要旨:
近年来,在国际汉语教学方面,日本和美国都出现了一些新型的汉语语音教学思路和模式方面的尝试。其中,使用“节奏”来引导汉语语音训练是一个比较有特色的新型教学法。这种方法在一定程度上能够加大学生的汉语输出量,提高学生汉语语音输入和输出的能力,丰富语音课的教学内容并增进学生的汉语语音学习热情。然而,在推广这类教法的过程中,笔者发现,“节奏”和真正的自然语言的节奏是否相同,两者有什么样的关联,“节奏”训练能不能起到快速提高语音能力的作用,这些疑问并没有得到理想的解答。显然,要解释这些问题需要我们对这种教法中的“节奏”有一个客观的认识。本文从节奏自身出发试分析“节奏”与节奏之间的关联性,重新审视“节奏”训练对语言能力培养的重要性,并提出一些意见和建议。希望这样的研究能对今后的汉语语音教学带来一些启发。
郭春貴(広島修道大学)
二外汉语教学模式再探讨(一周两节课的教学模式)
要旨:
日本大部分大学的二外汉语课都是一周两节。究竟现有一周两节汉语课的教学效果如何?它存在一些什么问题? 怎么解决这些问题?
还有怎么发挥这一周两节汉语课的特长,来提高二外汉语教学的质量呢?
本报告先介绍这10年来广岛修道大学二外一周两节汉语课的问题所在,然后从大学教育的理念,以及学生与教师的问题来分析这一周两节课的优缺点。最后从二外汉语教学的目的目标的角度,谈谈最近广岛修道大学展开的一周两节课的教学模式。
2009年度
2009年10月11日(日)13:30~
広島大学東千田キャンパス207講義室
三野園子(広島大学・院)
中国人普通話話者の音節継続長の変動形態
要旨:
本発表は中国人普通話話者の発話時における音節継続長に焦点を置き,中国人普通話話者の音節継続長があるセンテンスの中で,どのように変動を起こしているのかを分析したものである。また音節継続長の変動はどのような文法成分と関わりがあるのかを考察した。考察の結果,その音節継続長の変動と文法成分との関わりは観察されたが,それは必ずしも文法成分との関わりだけで語れるものではないことも明らかになった。
村田和美(広島大学・非)
日中両言語における「神経」の変遷およびその用語統一について
要旨:
日中両言語において「神経」という用語の起こり,およびその変遷については,これまで多く論じられてきた。しかし,神経をあらわす用語の変遷を整理したものは未だに見られず,漢語における用語の統一過程に関しても論じられていない。本稿の目的は,日中の神経をあらわす用語の変遷を整理し,漢語において「神経」に統一されるまでの過程を明らかにすることにある。
2009年7月19日(日)13:30~
広島大学東千田キャンパス207講義室
柯惟惟(広島大学・院)
台湾における新日系外来語について
要旨:
現在台湾では「一番」「寒天」のような日系外来語が頻繁に使用されている。台湾で使われている中国語の中の日系外来語は流入された経緯によって,近代外来語,残存外来語と新日系外来語の三種類に分けられる。本研究は台湾バージョン日系ファッション誌『mina米娜時尚國際中文版』を通して新日系外来語を抽出し,その特徴を捉えたい。方法としては,選定された調査対象から綿密な手順によって新日系外来語を洗い出し,意味分類と構成方法を通して,語彙の使用状況を明らかにする。また,洗い出した語彙の中に日本の代表的な辞典『広辞苑』に載っていない語彙,つまり日本語の中でもまだ定着していない語彙はインターネットなどを参照し,意味や使用場面について検討する。
荒見泰史(広島大学)
『舜子変文』の文体について
要旨:
本発表では,敦煌文献中に見られる舜子故事類の写本の文体分析を通じて,変文の成立と改変について論じる。敦煌の舜子故事類の文献には,発表者がこれまでに扱ってきた仏伝故事変文類写本などと同様に,書き換えられながら発展していった形跡が多く残されている。その背景には俗講,唱導といった口頭芸術があり,おそらくそうした芸能の種本として用いられ,状況に応じて加筆されることによって徐々に長編化したものであろう。本発表では,発表者のこのような論を証明するためにおこなった『舜子変文』など舜子故事類写本の表記方法や文体分析の結果を中心として報告し,同作品が具体的にどのように改変されたのかについて検討する。
2009年4月19日(日)13:30~
広島大学東千田キャンパス207講義室
丁雷(広島大学・院)
探讨对日汉语语音教学中的“熵现象”和“化石化现象”
—从对广岛大学汉语教学进行的调查谈起—
要旨:
近年来,许多专家和研究人员在汉语语音教学的过程中发现并揭示了“熵现象”和“化石化现象”。这两种现象对于汉语非母语学习者的汉语发音是否正确,是否标准,是否地道产生了深远的影响。为了验证对日汉语语音教学中,这两种现象的存在;探索产生这两种现象的原因以及提出指导和改进性意见,笔者在2008年4月到2009年3月的一年时间内,针对日本广岛大学,开设中文教育的五个大学本科班共103名日本学生进行了跟踪性调查。将由于两种现象而导致的发错音的汉字、词组、短语共288项都进行了统计。按照声母类、韵母类和声调类进行了归类划分。笔者通过对于这些错音的分析,验证了“熵现象”和“化石化现象”在对日汉语教学中的的确存在,并分析了导致这两种现象产生的主要原因。
浅野雅樹(下関市立大学)
中国語教育における類義語弁別法“词义重点”と“具体・抽象义”について
要旨:
中国語教育における類義語に関する様々な問題は、中国語教師にとって非常に重要な課題である。一組の類義語の区別を述べる場合、一般的に三つくらいの弁別法が用いられる。ただ数多くある中のどの弁別法を用いるかは、分析者の主観的な判断によってなされることが多い。例えば、ある同じ類義語に対して、辞書によって使われている弁別法が全く異なるという状況がある。より効果的に学習者に類義語の区別を示すためには、弁別法の使用面での妥当性を考えなければならないが、このためにはまず個々の弁別法の本質を明らかにする必要がある。
本発表では「词义重点」と「具体·抽象义」という二つの弁別法について、主に類義語辞典の記載に従い考察を行う。
2008年度
2008年11月16日(日)13:30〜
広島工業大学広島校舎(学校法人鶴学園広島校舎)
村田和美(広島大学非常勤講師)
中国語オーディオリンガル教育における一問題点
要旨:
近年、中国語においてオーディオ・リンガル教育は、日本人に対する中国語習得に有効である、という報告がしばしば見受けられる。しかし、本方法を教師が習得、実践するにあたり、いくつかの問題が生じてくる。本発表では、具体的な問題点を挙げ、オーディオ・リンガル教育の効果的な運用について考察する。
荒見泰史(広島大学)
第二外国語教育における一教育モデルの紹介
要旨:明海大学でこれまで新中国語教育システム(明海模式“Meikai-model”)を実施し、その方法と効果は『明海大学応用言語学研究紀要』(2008)などに紹介された通り一定の効果が認められるものであった。本発表では、この語学教育モデルを第二外国語教育に応用し、広島大学ベーシック中国語科目で一年間教育を行った記録とその効果について紹介したい。
2008年7月27日(日)13:30~
広島工業大学広島校舎(学校法人鶴学園広島校舎)
犬塚優司(島根県立大学)
中国語の補語について
郭 春貴(広島修道大学)
第二外国語としての中国語の教学モデルについて
2008年4月20日(日)13:30~
広島工業大学広島校舎(学校法人鶴学園広島校舎)
滕 小春(広島大学・院)
中国語数量詞への認知的アプローチ
田 忠魁(県立広島大学)
アクセント研究における問題点