関東支部例会

更新日: 2011/11/2

発表者募集のお知らせ: 関東支部拡大例会(第5回)

  • 日時: 2012年3月17日(土)午後2時~
  • 会場: 早稲田大学文学部(戸山キャンパス)

拡大例会で発表を希望される方は,発表題目と要旨(300字以内)を2012年1月20日までに電子メールまたは郵便で例会担当までお送りください。

関東支部例会担当:
山下輝彦(慶應義塾大学文学部中国文学科)
Email: clsjkanto(“@gmail.com”)を付加してご使用ください。
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学文学部中国文学科

2011年度

第5回: 2011年12月3日(土)午後2時〜
慶應義塾大学三田キャンパス南校舎441号教室(東京都港区)
許征(東京(株)国書日本語学校)
京剧韵白的实验语音学研究
京剧“唱念做打”中的“念”大致可分韵白、京白、怯口三种,其中韵白最具特色,表现力丰富。本研究从语音学角度使用语言实验的方法(语音分析软件Minispeechlab)对京剧韵白的声调进行了系统的实验分析,得出韵白的声调音长、音高曲线和调值等数据并归纳出韵白声调系统模型。本次实验收集了7种行当(老生,武生,小生,青衣花旦,老旦,花脸,丑)的22名专业京剧演员以及京剧理论家的单字调和两字调的语音资料,将各位发音人的语音数据进行横纵向比较。通过对“个人差”的分析来讨论行当以及流派与韵白声调之间的关系,发现了青衣花旦与其他行当在“上声”上的明显区别。本研究完成了对韵白认识的从主观听觉感知到客观理性识别的过程。
星健一(中央大学・非)
略語構成過程における原形分割—序数の移動を視野に入れて—
略語の構成過程に関する先行研究には,原形をいくつかの部分に分割して考察するものがある。しかし,先行研究における原形分割はもっぱら字の残留と消去のあり方の規則を説明するためのものであり,原形“第一实验小学”から略語“实验一小”が構成される過程で生じるような序数の移動には言及しない。本研究は,字の残留,消去とともに略語構成過程をなす序数の移動をも視野に入れた原形分割法の構築を試み,本稿が“節”と呼ぶ単位への原形分割の方法がこれに該当すると結論付ける。原形の“節”への分割によると,序数の移動は序数を含む一つの節の移動ととらえられ,序数がどのような場合にどのように移動するかを把握することが可能になる。
舘野由香理(聖徳大学・院)
日本字音における中古漢語の唇内入声音について
「雑(ザツ)」「執(シツ)」のように,日本字音で中古漢語の唇内入声音が「-ツ」になるのは,無声子音が続いたために促音化が起こり,それが字音として定着したためだと考えられている。しかし,「雑炊(ゾウスイ)」「執着(シュウチャク)」のように,無声子音が続いても規則的に促音化するわけではない。現代漢語を対象とした調査では,原音の韻類および後接子音との関連は認められないが,一方,促音化を生じる直前の母音との関連は認められる。本発表では,現代漢語における唇内入声音の促音化について分析し,それをもとに歴史的実態についても推測する。合わせて,字音(漢字の音)と語音(漢語の音)の関係を明らかにしたい。
関東支部例会担当:
山下輝彦(慶應義塾大学文学部中国文学科)
Email: clsjkanto(“@gmail.com”)を付加してご使用ください。
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学文学部中国文学科
第4回: 2011年9月24日(土)午後2時~
日本大学文理学部3号館4階3409教室
施正宇(北京大学対外漢語教育学院)
六书、偏旁与部件—汉字结构分析的历史演变
六书、偏旁和部件是汉字研究与教学实践中常常使用的名词术语,但什么时候用六书,什么时候用偏旁,什么时候用部件,为什么要用六书,为什么要用偏旁,为什么要用部件,却是一个令人困惑的现象。本研究从汉字结构分析的历史演变入手,考察分析六书、偏旁及部件出现及使用的文字学背景,研究三者之间的本质区别与内在联系,以期解答上述疑惑。
宮田和子
対訳漢和英字書Eclectic Chinese-Japanese-English Dictionary(1884)について—継承関係を中心に—
標題の辞典の発見者は米国マサチューセッツ州在住のDominique Kenshi Numakura氏で,氏によれば本辞典は世界各地の図書館,資料館に保管されているにもかかわらず,なぜか研究の対象として扱われたという確証はないという。編纂者は在日経験のある宣教師Ambrose Daniel Gring(1849-1934)で,かなり日本語を解したとされるが,本辞典編纂の経緯は不明。西洋人ならではの部首をめぐる詳細な分析は,ペリーの随行者S. W. Williamsの著作と,西洋式印刷技術を初めて日本に伝えたWilliam Gambleの示唆に拠るところが多いと思われるので,この点に焦点を絞って報告したいと考えている。中国関連の例会では,これが最初の報告である。
第3回: 2011年7月9日(土)午後2時~
東京大学駒場キャンパス18号館4Fコラボ3

この発表は,発表者の都合で取り消しになりました。

施正宇(北京大学対外漢語教育学院)
六书、偏旁与部件—汉字结构分析的历史演变
六书、偏旁和部件是汉字研究与教学实践中常常使用的名词术语,但什么时候用六书,什么时候用偏旁,什么时候用部件,为什么要用六书,为什么要用偏旁,为什么要用部件,却是一个令人困惑的现象。本研究从汉字结构分析的历史演变入手,考察分析六书、偏旁及部件出现及使用的文字学背景,研究三者之间的本质区别与内在联系,以期解答上述疑惑。
吕昭明(松山大学)
论音韵逻辑的不连续性—从明代《重订司马温公等韵图经》轻唇音构拟谈起
从赵荫棠(1937)讨论明清时期北音问题以来,继起的学者凡是涉及到音韵构拟,几乎都以《中原音韵》作为起点。问题在于,如果考量到元末明初的历史背景,则很可能必须重新假设以《中原音韵》为起点所需要的论证依据。换言之,明清时期汉语北方区域的历史移民,很可能是造成音韵逻辑不连续性的主因。本文主要从前辈学者对于明代《重订司马温公等韵图经》轻唇音的构拟问题,开展这个论题的相关论述。
河崎みゆき(華中科技大学)
中国語の「役割語」を考える—これまでとこれから
2003年に日本語史の角度から大阪大学教授金水敏先生が提出された「役割語」の概念は日本語研究に新たな地平をもたらした。この概念を中国語に応用した「中国語の役割語」研究の先行例は定延・張(2007)の「日中キャラ語尾の研究」とまだ少なく,拙文(2010)では中国テレビドラマの方言使用と人物像の関係を取り上げた。今回それに加えて,やや「非言語行動と人物像」という角度から,中国語の役割語を考えてみたい。今後,言語のステレオタイプとも「言語資源」とも呼ばれる「役割語」を探求していくことで,中国語と人物像の関係が明らかになれば,中国語教育,日中翻訳への応用,また中国語史などのにも新たな発見があるのではないかと考えている。
第2回: 2011年6月18日(土)午後2時~
大東文化会館ホール
神野智久(大東文化大学院・中国語学修士課程修了)
『現代日本語の連語論』に対応する中国語—「とりはずしのむすびつき」を中心に—
対照言語研究において、ソースランゲージ(日本語)における理論に当てはまる言語事実に対応する、ターゲットランゲージ(中国語)を見ることは非常に重要であることが考えられる。奥田靖雄、鈴木康之による現代日本語連語論の研究成果に基づき、これからの中国語研究において、「現代日本語連語論」という観点をとりいれる必要性を現代日本語連語論における「とりはずしのむすびつき」に対応する中国語表現を例にとって示す。
林芝羽(東京大学・院)
“有+N+VP”和“有+VP+的+N”结构的差异探析
由动词“有”组成的连谓结构“有+N+VP”(如“有能力完成”)似乎皆能转换为“有+VP+的+N”结构 (如“有完成的能力”);反之,“有+VP+的+N”也似乎皆能转换为“有+N+VP”结构,但事实并非如此。如“有留学的经验”便不能转换为“*有经验留学”、“我有空去”也无法转换为“*我有去的空”。过去研究偏重于以“有+N”和VP的关系(即“有+N”须具有「能、可以」的语法意义才能进入“有+N+VP”结构)来解释,但却仍有例外。笔者使用语料库调查后发现,无法转换的原因在于「N和VP」的关系,而非“有+N”和VP的关系。即当N和VP是「同格关系」(相当于日文的「VPというN」,中文的“VP这一N”用法),且N和VP彼此不具有「工具格」关系(即不具「为了VP而具备有或产生出的NP」)此语法意义时,此时的N和VP无法进入到“有+N+VP”结构。
高橋弥守彦(大東文化大学)
中国語の状況語について
中国語の状況語は、よく形容詞や動詞の前に用いるが、名詞などの前にも用いることができ、主語の前後にも用いることができる。(1)那件绿的好。(『実用1』p.170)あの緑色の(スカート)がいいわ。(発表者訳) (2)已经12点了,但是谁也不想睡觉。(『実用2』p.415) もう12時になりましたが、誰も寝ようとしません。(発表者訳)(3)现在认识九十个汉字。(『実用1』p.155) 今、漢字を90字知っています。(発表者訳) 本発表では以下の問題点について言及する。1.状況語は、一般に形容詞(例1)や動詞などの前に用いるのに、なぜ名詞(例2)などの前にも用いることができるのだろうか。2.状況語は、なぜ主語の前後にも用いることのできるのだろうか。(例3)
砂岡和子(早稲田大学政治経済学部)/徐顕芬(早稲田大学アジア研究機構)/江秀華(早稲田大学社会科学部)/鄭偉(上海外国語大学)
中国人講師の中国語による講義の談話調整と受講効果
中国人留学生や中国圏で教育を受けた帰国生に加え、中国圏への長期留学を終え復学する日本人学生の増加に伴い、各大学で中国語による講義科目が増えている。本発表は、昨年度開講した中国語による文化講義時に観察された、中国語を母語とする講師の談話調整を、その言語形式的調整(音声、語彙、語法、談話などの調整行動)と機能的調整(明確化や確認など相互交流的特徴)から観察し、それぞれ受講者の理解促進にどのような効果をもたらすのか分析を試みる。得られた経験則は、中国語学授業の改善に生かせるだけでなく、一般の言語接触および異文化接触場面での談話方略に役立つであろう。
第1回: 2011年5月14日(土)午後2時~
慶應義塾大学三田校舎523A教室
大野広之(慶應義塾大学・非)
満文資料に見られる真言陀羅尼についての一考察
乾隆年間には満文で書かれた言語資料が多数発刊されたが、仏教に関するものでは満文大蔵経を初めとして多数の書籍が残されている。就中、密教に関するものでは陀羅尼があるが、乾隆帝の仏教に傾倒した経緯から『御製満漢蒙古西番合壁大蔵全咒』が出版されている。本発表では、陀羅尼の中でも日本で主流を為す不動明王信仰に関するものをめぐって若干の考察を加えたい。日本で護摩修行されるときに念誦されるものとの比較を通じて、満文で書かれた陀羅尼から清朝当時の漢字音についても検討していきたい。
齊藤遥(早稲田大学・院)
二音節語における普通話第三声の聴取弁別実験
二音節語の第一音節に位置する第三声(いわゆる半三声)は「低下降」もしくは「低平」と表現される。本実験では、第三声の知覚について母語話者を対象とした聴取弁別実験を行い、(1)調形は下降か平坦か(2)「低」とはどのような音域か、という点を検証した。その結果、母語話者の第一音節第三声の知覚には調形の影響が少なく、下降・平坦・微上昇のいずれも相対的音域が低であれば第三声と知覚されることがわかった。
張芃蕾(東京大学・院)
「来る」と“”の対照研究—発話時から指示時への視点移行を中心に—
これまでの研究では、指示時と発話時の話し手の位置が異なり、話し手が指示時にのみ移動の到達点にいる場合、日本語は話し手の視点が到達点に移行して「来る」が用いられるのに対し、中国語では話し手の視点が発話時の話し手の位置に固定され、“”は使用できないという傾向があるとされている。しかし、なぜこのような相違がみられるのかについては解明されていない。本発表では中国語においても視点が指示時に移行する現象があることを指摘し、視点移行が可能となる条件を明らかにする。さらに、池上(2000)の主張を援用して、指示時への視点移行にみられる日本語と中国語の相違は両言語の事象把握のしかたの違いを反映したものであると主張する。

【中止しました】 関東支部拡大例会(第5回)

2011年3月19日(土),10:30〜
早稲田大学文学部(戸山キャンパス)36号館382教室
アクセス法: http://www.waseda.jp/bun/map/
大野広之(慶應義塾大学・非)
満文資料に見られる真言陀羅尼についての一考察
施 正宇(北京大学対外漢語教育学院)
六书、偏旁与部件—汉字结构分析的历史演变
齊藤 遥(早稲田大学・院)
二音節語における普通話第三声の聴取弁別実験
張 芃蕾(東京大学・院)
「来る」と“”の対照研究—発話時から指示時への視点移行を中心に
林 芝羽(東京大学・院)
“有+N+VP”和“有+VP+的+N”结构的差异探析
高橋弥守彦(大東文化大学)
中国語の状況語について
砂岡和子(早稲田大学)/徐 顕芬(早稲田大学アジア研究機構)/江 秀華(早稲田大学社会科学部)/鄭 偉(上海外国語大学)
中国人講師の中国語による講義の談話調整と受講効果

2010年度

第3回: 2010年12月4日(土)午後2時~
東京大学駒場キャンパス18号館F4コラボ3
佐藤仁(JR東日本)
副詞“好像”の用法について—モダリティの観点から—
副詞“好像”は現代中国語における常用語彙でありながら,それを重点的に扱った研究は少なく,問題点も散見される。また各辞典類における“好像”の説明も不十分である。一般の辞書類では「比喩」や「推测・不很肯定的判断」と記述されるのみである。さらに,●「推测」や「不很肯定的判断」等とはどのようなことを表すのか不明確である,●“好像”は“大概”に相当すると記述するものがあるが,実際には“大概”と必ずしも置き換えられない場合がある,等の問題があり,本稿はこれをモダリティの観点から考察する。
王敏東‧蔡玉琳((臺灣)銘傳大學)
日語慣用句之中譯探討—以「氣」開頭之慣用句為例—
日語慣用句基本上由兩個以上單字組成、成份間結合緊密、整體表達特定意義,日語慣用句可表現民族智慧,是探尋民族生活的好素材。然而翻譯日語慣用句往往出現問題,尤其含抽象意義「氣」的慣用句在日中翻譯上可能更是難以如實表現。本研究以出版於日本的《日中辞典》(相原茂(2006)、講談社)、出版於臺灣的《萬人袖珍日華辭典》(謝逸朗(1991)、萬人出版)、及出版於中國大陸的《新日汉辞典》(大连外国语学院(1997)、辽宁人民出版社)三部收錄語數都在7萬左右辭典中對以「氣」開頭之慣用句中譯的處理方式,並以目前(20101年8月)臺灣各大圖書館所藏的日語“慣用句”辭典及教材二十數種資料為比較參考。
赤平恵里(慶應義塾大学・非)
新語“黄金周”の誕生・定着について
近年,日本語の「ゴールデンウィーク」と語構造が類似している“黄金周”という語が,「大型連休」を指すものとして中国語の中で用いられている。本発表では,この“黄金周”について,新聞雑誌等の通時的資料から語誌を追い,その誕生・定着要因を考察する。具体的には,日本語の「ゴールデンウィーク」との関係や定着に影響したと思われる在来語との関係,日中の社会制度の違いなどから分析を行い,語の誕生・定着と社会現象との相関関係を明らかにし,これまであまり取り上げられてこなかった和製外来語と中国語新語との関係について一考察を試みたい。
第2回: 2010年9月25日(土)午後2時~
日本大学文理学部3号館3202教室
今村圭(筑波大学・院)
『水滸伝』に見られる使役表現について
現代漢語と同様に,近代漢語でも,兼語式“V(使役動詞)+O(兼語)+VP(動詞フレーズ)”を用いて使役を表している。これまでの研究では,個々の使役動詞に対する歴史的変遷の研究は多く行われているが,それに比べ,一つの作品におけるそれぞれの使役動詞の用法を分析したものは少ない。本発表では,明代の代表的な作品である『水滸伝』を対象とし,兼語式“V+O+VP”のVPに着目して,それぞれの使役動詞を分析する。また,兼語をともなっていない“V+VP”という形式に対しても,この形式がどのような場合に成り立ちやすいのかを分析する。
神野智久(大東文化大学・院)
”とコンテクスト—日本語の補助動詞「テキタ」を例に—
已经”は,日本語では「彼はもう来た」や「彼はもう来ている」と訳せる。また,“快要”は「彼はもうすぐ来る」とも訳せる。これらの言語現象から,副詞(“已经”“快要”)と呼応して“”が意味変化を起こしている,と言える。さらに,刘勋宁は,“V了”形式が「実現」でなく「完了」を表すと理解するためには,動詞の性質の他にも,“就走”のようなコンテクストが必要となる,と指摘している。これらから“”がコンテクストによっても意味変化を起こすことがわかり,その変化が日本語訳にも現れる。これらの言語現象をもとにし,本発表では,コンテクストと呼応した“”が,「努力してきた」のように,時間的移動を表す日本語の補助動詞「テキタ」と訳せる場合があることを明らかにする。
野原将揮(早稲田大学・院)
書母に関する初歩的研究~出土資料から分かること~
書母には幾つか由来があり,後の音変化によって合流したと考えられている。この点はすでに定説となっているが,先行研究では再構音など一部に見解の不一致が見られる。たとえば「書」は『説文解字』によると「者声」とのことであるが,鄭張尚芳2003(『上古音系』上海教育出版社)によると*hljaとある。諧声系列によれば,「者声」の文字はT-type声母であるから,「書」もT-typeと考えるのが良いと思われる。Baxter1992(A Handbook of Old Chinese Phonology)でも*stjaと再構される。本発表は諧声系列を再確認し,出土資料中の通仮例から書母の由来に関して考察を加えることを目的とする。また書母の時代変遷についても考えてみたい。
第1回: 2010年6月19日(土)午後2時〜
慶應義塾大学北館会議室3
李菲(慶應義塾大学・院)
『獲得』を表す“V着zháo”と“V到
要旨:V着zháo”と“V到”はともに,「動作主がある動作によって何らかのモノを手に入れる」という「獲得」の事態を表すことができるが,両者の大きな違いとして,“V着zháo”の方が北方方言的,口語的であることが一般にいわれている。しかし,成戸1999,叶南2003などから,両者は表現機能の上でも様々な違いをもつことが分かった。本発表はこれらの先行文献をふまえて,“”“”などの動詞からなる“V着zháo”と“V到”を中心に,両者が用いられる際の文脈や構文上の違いについて考察を行う。そこから,“V着zháo”が“V到”よりも「ターゲットとなるモノを獲得した」という事態を表すのに用いられることが多いと結論づける。
橋本陽介(慶應義塾大学・院)
現代中国語の『是』の指示代名詞性について
要旨: 現代中国語の「」は通常,英語のbe動詞に類するコピュラと考えられるが,強調の「」といわれるものや「是~的」構文,「」を含む副詞と考えられるものなど,統一的な解釈は容易ではない。本論では現代中国語における「」のコアの意味を「それに先立つ要素A(Aは語,文,あるいは前提となる状況)を指示してとりたて,以下にそれを判断・説明する要素Bを導入する。多くの場合「」は形式的な主題,あるいは主語であり,要素Bは直接的にはAではなく「」を説明している。」と規定し,「是~的」構文や「」を含む副詞等の統一的な説明を行う。
髙橋康徳(東京外国語大学(院)・日本学術振興会特別研究員)
中国語無軽声2音節語の語ストレスに関する聴覚実験
要旨:本研究では聴覚音声学的なアプローチを用いて中国語の語ストレス構造を考察する。音韻論の枠組みでは軽声がストレスの弱い音節であることは受け入れられているが,軽声を含まない語では,(1)ストレスの対立が存在するという解釈と(2)ストレスの対立は存在しないという解釈の両方が主張されており,どちらがより妥当な解釈であるかは未解決の問題である。そこで,本研究は無軽声2音節語を対象に聴覚実験を行った。結果として,(1)前後どちらかの音節にストレス知覚は偏らず,(2)被験者間で回答が一致する傾向も弱く,(3)声調がストレス知覚に影響を与えることが確認された。これらの結果は軽声以外のストレスの対立は存在しないという解釈を支持する。

関東支部拡大例会(第4回)

2010年3月20日(土),10:30〜
明海大学浦安キャンパス2201教室
アクセス法: http://www.meikai.ac.jp/access/index.shtml

研究発表

藤井游惟(元国際交流基金海外派遣日本語教育専門家)
日本漢字「呉音」の原型は山東方言音—漢字音は山東→朝鮮→日本と伝播した—
仇暁芸(東北大学大学院)
外国語固有名詞とその中国語音声転写の音節数
李軼倫(東京外国語大学大学院)
動作の進行・状態の持続を表す副詞“”と“”の関係について
薛芸如(元智大学/東北大学大学院)
漢語存在句中的動貌標誌
平山邦彦(拓殖大学)
他的年紀比我大”類の“”構文について

講演

大河内康憲(本学会顧問)
「表達力」について

2009年度

2009年12月5日(土)午後2時〜
文教大学8号館8502教室
田村新(首都大学東京・院)
黎錦煕の図解法に関する一考察
要旨:黎錦煕は『新著国語文法』(初版1924)で,文の構造と品詞の関係を「図解法」と呼ぶ図表を用いて記述した。該書p.29の註10によると,「図解法は本書の独創的な記述」とある。しかし,図解法そのものは許地山が『語体文法大綱』(初版1921)で,すでに使用している。発表者は,黎錦煕が206カ所で使用した図解と,許地山が45箇所で使用した図解を材料として,黎錦煕の記述の独創性がどこにあるのかを考察したい。また,発表者の調査では,黎錦煕の品詞などの体系は,1940年代まで多くの研究者によって踏襲されるが,図解法を踏襲した研究者は見あたらなかった。その理由についても解明を試みたい。
石村広(二松学舎大学)
使動用法と使成式の継承関係
要旨:使成式の成立に関して,王力(1958)は「前代の単音節動詞における他動詞的機能に代替するものである」と述べ,新たに出現したこの文法形式が,古代使動用法の衰退・消失と密接に関わっていることを指摘している。しかし,「使動用法の消失」によって,使成式の分析に大きな不都合が生じることになった。この構造を特徴づける肝心の使役のありかが説明できなくなったのである。本発表では,使成式の使役義は語順によって表わされるとの考え方(石村2000)に基づき,現代語では複音節構造に形をかえたものの,使成式と統語レベルにおける古代使動用法との間に継承関係が認められるのではないかという試論を述べたい。
史隽(一橋大学・院)
「“這麼/那麼”QP」構造における指示詞の機能
要旨:本発表では,中国語「“这么/那么”+数量名詞句(QP)」構造を対象に,指示詞“这么/那么”が果している機能について考察する。先行研究では,QPを修飾する指示詞を「強調の指示詞」と指示詞「“冗余的”指示詞」の二種類に分類しているが,「“冗余的”指示詞」については具体的な分析がなされていない。本発表では,「強調の指示詞」「“冗余的”指示詞」の機能について考察をおこない,特に「“冗余的”指示詞」について,「その数量を基準とする一定の範囲に程度化する」という機能を果たしていること,そして,その機能が日本語の概数表現「ほど/ぐらい」に近いものであることを論ずる。
2009年9月26日(土)午後2時〜
大東文化会館K-404室
大島吉郎(大東文化大学)
副詞“”の意味と用法について—《阿Q正伝》を中心に—
要旨: 魯迅著《阿Q正伝》は1921年12月から1922年2月まで《晨報副刊》に掲載され,刊行以来,今日に至るまで,作品が及ぼす影響は極めて広く深いと言えよう。日本では1931年より三十種類を越える翻訳が出版されているが,決定版と言える日本語訳は無いのではなかろうか。本発表は《阿Q正伝》における副詞“”全50例の意味について検討を加え,解釈及び翻訳に資することを目的ともするものである。“">却”に関しては先駆的研究として,(1)原由起子1985「語気副詞<>可>と<><><>」(『中国語学』232)。(2)森中野枝1998「中国語の副詞“”について—“”との比較を通して—」,(『中国語学』245)がある。近年の虚詞研究の成果も踏まえ,作品に見える用例を検討する。
高橋弥守彦(大東文化大学)
「“”+空間詞」再考
要旨: 言語研究の上で,鈴木康之は個別言語研究と対照言語研究に有効な連語論を主張している。発表者は本発表も鈴木康之に倣い,「連語論的な意味」と「構造的なタイプ」から連語を分析する鈴木康之の主張する連語論の観点から連語「“”+空間詞」を分析する。発表者は,これまで「“”+空間詞」の“”について,ある場所の通過とその前後左右上下の通過を表す通過義を中心に分析してきた。本発表ではやはり連語論の観点から「“”+空間詞」の“”の訪問義,漫歩義,移行義,存在義に言及し,それらと通過義との関係を明らかにする。
2009年5月23日(土)午後2時〜
東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーション・ルーム3
陳薇(東京大学・院)
浙江省嵊州方言の一回的動詞をめぐって
要旨:本稿は中国語において,「敲、闪」を代表とする一回的動詞を活動動詞から独立させ新たな動詞タイプを設ける必要があるかについて検討する。筆者は嵊州方言での「」を中心に活動動詞と一回的動詞の文法的振る舞いを考察し,嵊州方言では両者を区別できるテストを提示する。また,標準語ではそのテストを用いた表現が存在しないか,或いはテストとして有効でないことを指摘する。嵊州方言の「」は一回相マーカーであり,嵊州方言では一回的動詞というタイプを立てたほうが良いが,標準語では「」の対応形式である動詞の前に置かれる「」は完全な一回相マーカーになっていないため,独立した動詞タイプを立てる必要性がないと主張する。
柴田奈津美(東京大学・院)
一時的な感情を表す心理述語について
要旨:中国語において“高兴”のような一部の述語は,“我很高兴听到这个消息。”のように述語の後ろに節目的語を取るが,その節は“我听到这个消息很高兴。”のように主語と述語の間に置くことも可能である。しかしこのような言い換えは,常に可能というわけではなく“马上就能见到你”という節目的語をとる場合には“我马上就能见到你很高兴。”のように主語と述語の間に置くと非常に不自然な文となる。本稿では一時的な感情を表す心理述語に焦点を当て,「S+心理述語+VO」と「S+VO+心理述語」の違いについて,前者のVOは感情の対象であり,後者のVOは感情の原因であることを述べる。また両者の構造的な違いについても明らかにする。
島田亜実(日本大学・非)
助動詞“”と可能補語“-得了/-不了”—初級教育での導入について
要旨:助動詞と可能補語の関係について論じた優れた研究はすでに数多く出ているが,ここでは特に助動詞“”とその否定として挙げられる“-不了”について,教育的立場から見ていきたい。“明天我能去。”に対する否定として“明天我不能去。”という組み合わせはテキストや文法書でもよく見られる例文だが,実際の会話では“不能去”よりも“去不了”が用いられ,また「(都合が悪くて)行けない」という意味での“不能去”をそもそも言わないとするネイティブも多い。初級段階で“-不了”を扱うべきか否か,扱うとすればどのように導入したらよいのか,“能/不能”と“-得了/-不了”の差異を通して考察する。

関東支部拡大例会(第3回)

2009年3月28日(土)10時30分〜

講演

宮田一郎(本学会名誉会員)
『海上花列傳』をめぐって—呉語と近世・現代漢語—

研究発表

白石裕一(中央大学・非)
「時間」「年齢」「金額」を表す文について
孫犁冰(新潟大学・院)
中国語の動相諸形式における否定表現について—否定辞‘’と‘’の文法的使い分けと意味的相違を中心に
砂岡和子(早稲田大学)
多人数インタラクションにおける協調的コミュニケーション方略の定量化分析試探
高橋弥守彦(大東文化大学)
連語論から見る時間詞の語順について
荒木典子(早稲田大学・非)
明清白話小説における二種類の是非疑問文

2008年度

2008年12月13日(土)午後2時〜
お茶の水女子大学・大学本館第一講義室
伊藤さとみ(お茶の水女子大学)
中国語の比較級構文
要旨: 中国語の比較級構文は,以下の5つの特徴を持つ。i) 絶対級形式の方が比較級形式より統語的に複雑である,ii) 否定形式に二種類あり,それぞれ真理条件が異なる,iii) 数値を表す表現の共起する位置が二つあり,一方は実測値を,もう一方は差を表す,iv) 形容詞そのものの比較ができない,v) 節が比較の対象になったとき,節の表す出来事の持つ特性が比較される。 本発表では,形容詞とはその表す性質の程度の集合であり,比較級とはそれら程度の集合のうち最大値を取り出して比較する操作であると定義し,以上の5つの特徴は,中国語の形容詞が語彙的に比較級化されていることに由来することを示す。
張国憲(お茶の水女子大学)
“在+处所”状态构式的事件表述和语篇功能
要旨: 文章讨论表述状态的“在+处所+V”和“V+在+处所”两种构式。以往的研究认为,状态构式中的“在+处所”无论是在动词前还是在动作后都表述相同的语法意义和语义功能。本文试图说明现代汉语的“在+处所”状态构式有着不同的“源句”,两种语序序列不同的构式在意义和功能上并非等值,“在+处所+V” 是一种关注动作状态的构式,“V+在+处所”则一种关注事物状态的构式,由此在交际功能上存在着叙述性与描写性的语用分工。文章最后将构式放到语篇的背景下去观察,借以揭示言者遴选构式的潜在动机,认为前者的语篇功能在于表述一个前景性的主体事件,而后者能则主要在于为后叙的主体事件引入事件发生的空间处所。
关键词:“在+处所”,状态构式,动作状态,事物状态,语篇功能
2008年7月12日(土)午後1時〜
明海大学2302教室
加納希美(東京大学・院)
計量臨時量詞の構文機能
潘藝梅(明海大学・非常勤)
戦後日本初級漢語教材的発展変化
須藤秀樹(東京外国語大学・院)
"追累"類の動補構造について
劉勲寧(明海大学)
転指和自指在漢語和日語中的表現
2008年5月31日(土)午後3時〜
大東文化会館302号室
黄 潔(大東文化大学大学院修士課程)
可能表現“V得”と“V不得”について
安本真弓(お茶の水女子大学大学院博士後期課程)
能V得C/D”の表す可能の意味範疇
高橋弥守彦(大東文化大学)
他走下楼来了。”について

関東支部拡大例会(第2回)

2008年3月22日(土)9時30分〜
中央大学・後楽園キャンパス5号館
詳細なプログラムと発表要旨を参照する=>プログラムと要旨(PDF)

9:30/開会式(5233教室)

開会の辞 — 佐藤富士雄(中央大学)

9:40〜11:40/午前の部(5233教室・5234教室)

全香蘭(筑波大学・院)
日・中両言語における依頼に対する「応答表現」の選択要因について—「情報のなわ張り理論」の観点から—
渡辺 昭太(東京大学・院)
日本語と中国語の経験を表す表現の対照研究—“V过”と「AはVしたことがある」の意味機能の差異—
張恵芳(筑波大学・院)
「推量確認要求」用法の日中対照研究—情報伝達・語用論的な観点から—
<以上司会>守屋宏則(明治大学)

ワークショップA 『中国語の言語情報処理とその利用』

司会:砂岡 和子(早稲田大学)
张玉洁情报通信研究机构(NICT)
中文信息处理中核心技术的开发及语言资源的建设
倪晋富坂井信辅中村哲(NICT/ATR-SLC)
XIMERA中的汉语语音合成技术
申亜敏(大東文化大学非常勤)・望月圭子(東京外国語大学)
コーパス分析のケース・スタディ—中国語の結果複合動詞及びその日本語・英語対訳コーパスからの考察—

13:00〜17:10/午後の部(5233教室・5234教室)

石村広(成城大学)
中国語の一般言語理論に対する貢献の可能性—Huang(2006)の分析をめぐって—
野村和之(東京大学・院)
我想得很开”—疑似形容詞としての方向補語“
温琳(神奈川大学・院)
現代中国語における「V得構文」の意味と論理構造
<以上司会>町田茂(山梨大学)
原瀬隆司(大東文化大学)
蘇州語の文音調について
刘海燕(神奈川大学)
量词重叠能力的不平衡性探析
卢建(首都大学東京)
从北京话语料看普通话给予义双及物结构式的构式源流
<以上司会>望月圭子(東京外国語大学)

ワークショップB 『方言からみなおす文法変化のメカニズム』

司会:C・ラマール(東京大学)
コメンテーター:楊凱栄(東京大学)
竹越美奈子(愛知東邦大学)
粤語構造助詞の変遷
遠藤雅裕(中央大学)
漢語方言における処置標識の文法化パターン試論
C・ラマール(東京大学)
共通語における「V+目的語+方向補語」の再検討

2007年度

2007年11月17日(土)午後2時〜
首都大学東京6号館101教室
宮島琴美(首都大学東京・院)
怪+X+的”の意味機能および“X”にかかる制約
小方伴子(首都大学東京)
『明道本国語札記』考—黄丕烈、顧千里、段玉裁等の校注をめぐって—
趙展(中央民族大学特任教授・大東文化大学短期招請教授)
北京語:満州族の歴史と社会
2007年9月22日(土)午後2時〜
東京大学駒場キャンパス18号館4Fコラボ1
卢建(首都大学东京)
汉语双及物结构式的构式源流考量
渡辺昭太(東京大学・院)
日本語と中国語の経験を表す表現の対照研究
2007年5月19日(土)午後1時〜
大東文化会館1階ホール
テーマ:アルタイ諸語及びその周辺言語と漢語
<司会>中嶋幹起(大東文化大学)
清瀬義三郎則府(ハワイ大学名誉教授)
連結母音と連結子音の多様度——アルタイ型諸文法における
ユハ・ヤンフネン/Juha Janhunen(フィンランド・ヘルシンキ大学教授)
五屯語の構造史
菅野裕臣(元神田外語大教授)
ドンガン人と東干語
中嶋幹起(大東文化大学)
甘粛方言のアルタイ化
呉人トゥグス(東京外国語大学AA研)
チュクチ語の複統合性
ムングンゲルグ(東京外国語大学博士課程)
奈曼語の位置づけ—語彙面から
福盛貴弘(大東文化大学)
トルコ語の映像資料からみた音声学的アクセント

関東支部拡大例会(第1回)

2007年3月17日(土)9時30分〜
明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー13階
詳細なプログラムと発表要旨を参照する=>プログラムと要旨(PDF)

9:30 開会式(1133教室)

開催校挨拶/守屋宏則(明治大学)
開会の辞/関東支部代表 佐藤富士雄(中央大学)

9:40〜12:30/午前の部(1133教室・1134教室)

柴田奈津美(東京大学・院)
明白”と“弄明白”、“”と“弄丢”の相違について
白銀志栄(神田外語大学)
(一)边A(一)边B”のAとBについて
<以上司会>三宅登之(東京外国語大学)
張桂珠(筑波大学・院)
試論台灣四縣客家話與判斷有關的情態詞
原瀬隆司(大東文化大学)
蘇州語の動賓構造—実験音声学からの分析をふまえて—
<以上司会>遠藤雅裕(中央大学)
佐藤富士雄(中央大学)
反復疑問文の使用状況—前置詞反復型と述語反復型
三野園子(明海大学・院)
中国語朗読に於る停頓について
<以上司会>荒川清秀(愛知大学)
宮本大輔(神奈川大学・院)
中国人大学生の言語評価—北京・天津・上海・杭州の調査に基づいて—
竹中佐英子(目白大学)
中国語学研究と中国語教育研究と中国語教育
<以上司会>劉勲寧(筑波大学)

13:30〜14:50午後の部(1133教室・1134教室)

高橋弥守彦(大東文化大学)
連語論からみる“上来”と空間名詞との関係について
町田茂(山梨大学)
現代中国語数量詞の非計数機能
<以上司会>守屋宏則(明治大学)
砂岡和子(早稲田大学)・詹衛東(北京大学)
言語コーパス利用の中国語電子補語辞典編纂とその課題
小方伴子(首都大学東京)
語法資料としての『国語』韋昭注—版本に関する諸問題—
<以上司会>山崎直樹(大阪外国語大学)

15:00〜17:00 ワークショップ『中国語辞書—これまでとこれから』(1133教室)

三宅登之(東京外国語大学)
動詞の用例と名詞の用例—辞書での品詞表示と提示すべき用例の関係について
中西千香(愛知大学・院)
辞書における動詞項目に如何なる前置詞情報を盛り込むべきか
山崎直樹(大阪外国語大学)
学習者にとって有益な用例を漏らさないためのフレームを考える
遠藤雅裕(中央大学)
中国語辞書における多義語の記述について
コメンテーター:荒川清秀(愛知大学)/依藤醇(東京外国語大学)
<以上司会>小野秀樹(首都大学東京)

2006年度

2006年12月16日(土)午後2時〜
お茶の水女子大学・教育1号館304教室
戴 耀晶(復旦大学教授/お茶の水女子大学外国人教師)
汉语复数词尾“们”的语义分析
安本真弓(お茶の水女子大学博士後期課程)
可能補語の不対称現象について
樋口幸子(お茶の水女子大学博士後期課程)
”が“”に先行する要因—主観性客観性の観点から—
2006年11月25日(土)午後2時〜
二松学舎大学 九段キャンパス 502教室
王宝鋒(拓殖大学・院)
中国語と日本語における「〜的」という文の考察・分析
長谷川良純(二松学舎大学・院)
甲骨文における祭祀構文の文法的特性
佐藤進(二松学舎大学)
藤原惺窩による詩経叶音説の導入について
2006年7月15日(土)午後2時〜
大東文化会館1階ホール
テーマ:漢語方言研究の現在
<司会>中嶋幹起
中嶋幹起(大東文化大学)
南中国への視角—百越の言語に関連して
施其生(中山大学・大東文化大学客員教授)
汕頭方言的連読変調
原瀬隆司(大東文化大学)
蘇州語の音調
丁鋒(大東文化大学)
唐代長安音的演変—慧琳音義改訂玄應反切考
2006年6月17日(土)午後2時〜
日本大学文理学部 7号館2F 7221教室
陈保亚(日本大学文理学部/北京大学中文系)
关于语素的切分
宮本厚子(駒澤大学・非)
願望を表す動詞“”“愿意”について
2006年5月13日(土)午後2時〜
東京大学駒場キャンパス10号館3階会議室
雷 桂林(東京大学・院)
関於無定名詞主語句中的謂語特徴
小嶋 美由紀(東京大学・院)
中国語GIVE構文の拡張と代名詞の非指示化について
包 聯群(東京大学・院)
蒙漢双語形容詞—其構詞及句法特徴

2005年度

2006年2月4日(土)午後2時〜
日中学院302教室
川上 美鳥 (日中学院非常勤)
HSK(初中等)受験講座についての一考察
田 禾(日中学院,中央大学非常勤)
“着”字句的否定情况考察
2005年12月24日(土)午後2時〜
二松学舎大学九段キャンパス4階402教室
今井俊彦
二重目的語文の間接目的語が示す「領域」
小方伴子
先秦漢語の二重目的語文(授与と取得)
佐藤 進
『方言疏證』及び『重校方言』に引かれ る曹毅之本について
2005年11月19日(土)午後2時〜4時30分
大東文化大学板橋校舎2号館207号(会議室)
黄行(中国社会科学院民族学及人類学研究所〔旧民族研究所〕副所長)
中国における少数民族言語研究の現況(使用言語:中国語)
2005年7月16日(土)午後2時〜
慶応義塾大学三田キャンパス大学院校舎311号
浅野雅樹(慶応義塾大学)
現代中国語における動量詞“”と“
西田文信(麗澤大学)
納木義語における漢語から借用について
2005年6月18日(土)午後2時〜
日本大学文理学部7号館地下7012教室(正門正面の建物の右手奥の黄土色の建物)
邵永海(北京大学)
先秦汉语的泛指代词“之”
陈文芷(日本大学)
表情、手势和语言
张丽群(日本大学)
试论时间词与“一”的同现关系
2005年5月21日(土)午後2時〜
東京大学駒場Iキャンパス1号館(正門前の古い建物)104号教室
郭マーホー(東京大学大学院)
香港粤語の補文標識について〜文法化という観点から
相原まり子(東京大学大学院)
中国語のフォーカス標示手段

2004年度

2005年1月22日(土)午後2時〜
大東文化大学板橋校舎2-220会議室
李明浩(大東文化大学大学院)
アスペクトについて
温琳(大東文化大学大学院)
二つ以上の二音節形容詞の関係について
高橋弥守彦(大東文化大学)
位置移動の動詞“”について
2004年12月4日(土)午後1時30分〜
東京大学本郷キャンパス法文1号館113教室
木村英樹
中国語における無テンス性と実存化に関する問題
飯田真紀
広東語文末助詞の体系
2004年11月20日(土)午後2時〜
青山学院大学15号館4階15408教室
《広西三江方言調査報告》
三木夏華
桂柳話的語法特点
横田文彦
土拐話的語法特点
植屋高史
六甲話的語法特点
竹越美奈子
六甲話的飲食動詞
遠藤雅裕
六甲話的基本顔色詞系統
遠藤光暁
漢語六甲話、桂柳話以及侗語音系的年齢差異
2004年7月17日(土)午後2時〜
お茶の水女子大学文教育学部1号館3階304教室
永江貴子
現代中国語における“”—“”との比較から—
島津幸子
2つの事態の時間関係を表す形式—“一A就B”と“剛A就B”を中心に—
袁毓林
Wh-都/也VP”中“都、也”的語義貢献
2004年6月26日(土)午後2時〜
早稲田大学文学部第2研究棟(戸山キャンパス最右奥)6階第7会議室
平田真一朗
『悉曇蔵』所伝の四家の声調について
荒木典子
『金瓶梅詞話』の兼語式と処置式――‘VO在L’と‘把OV在L’を中心に
横田文彦
広東語のコード・ミキシング
2004年5月29日(土)午後2時〜
東京都立大学本部棟3階中会議室
槇 美貴江
『逆臣録』に用いられている人称代名詞—《》《咱毎》《》について—
落合守和
『社会小説小額』の民国二年再刊本について
馬大愚
中国語の「」,「」が表す空間認知と日本語の対照

2003年度

2004年3月20日(土)午後2時〜5時
東京大学駒場キャンパス1号館101教室
林立梅
”の意味項目間の関連
遠藤智子
”の多義と有界性
雷桂林
関于動詞前数量短語的語法地位
2004年1月24日(土)
大東文化大学
孫偉
中国語複文のテンスについて
呂紅梅
中国語の複数表現について
陶振孝
中国語の翻訳研究と日本文学の翻訳—『雪国』の中国語訳にふれて
2003年12月20日(土)
お茶の水女子大学
石岡しずね
時間副詞が対になってアスペクトを表す文型について
田禾
疑問句“〜得怎么样?”的使用条件
藤田糸恵
”受動構文—対象の場所性
2003年11月22日(土)
桜美林大学
楊晶
中国語会話における聞き手の言語行動についての一考察
田村新
丹陽時代の呂叔湘—英文法から“国文文法”へ
2003年11月1日(土)
大東文化大学
鄭光(韓国高麗大学教授、アルタイ学会会長)
『老乞大』をめぐって
菅野裕臣(神田外語大学)
<コメンテイター>
中嶋幹起(大東文化大学)
<コメンテイター>
2003年7月26日(土)
東京外国語大学
井田みずほ
”のとりたて機能について—“”と比較して—
平山邦彦
疑問文を成分とする文について—文全体が平叙文の場合—
黒澤直道
ナシ(納西)族の言語伝承における漢語の受容について
2003年6月21日(土)
麗澤大学
宋暁雨
現場指示に関する指示語の実験的研究—日中対照の観点から—
齋藤貴志
「動詞+方向補語“”+場所目的語」における場所目的語について
鈴木 誠
『水滸傳』に見られる“把與”について
2003年5月24日(土)
早稲田奉仕園キリスト教会館
松本洋子
そり舌音の指導について
呉剣明
中国語学習システムDigと高機能オンデマンド・レクチャーシステムを用いたweb版の開発
2003年4月19日(土)
文教大学
雷桂林
从A到BVP”構文再考
陳順益
動詞“”“”の類型論的考察—日本語,英語,普通話,台湾語の場合—

2002年度

2003年3月15日(土)
中央大学
森中 野枝
可不是”と“就是
林 敏潔
試論当代女性称謂語
遠藤 雅裕
漢語方言に見る処置式の様相
2002年12月21日(土)
早稲田大学
佐藤 直昭
上海語における“VO過
横田 文彦
広東語の動詞語尾
三宅 登之
我把饅頭都吃了”の二つの意味—副詞“”の総括先の複数性をめぐって—
2002年11月30日(土)
東京都立大学
今井 俊彦
目的語が持つ意味役割の多面性—二重目的語文の分析から—
植屋 高史
漢語方言における動詞の重ね型について
石村 広
使役義を表す[動詞+複合方向補語]構造文
2002年10月12日(土)
明海大学(臨時開催)
邵 敬敏
新世紀漢語語法研究的特点与発展趨勢
張 国憲
漢語双及物結構式的演変及其理拠
2002年9月28日(土)
東京大学
宇都 健夫
是不是”による「確認性疑問形式」について
李 運富
古籍注解的評価標準
唐 鈺明
近代漢語的判断動詞“系”及其流変
2002年5月25日(土)
明治大学
陳 淑梅
中国語音節の仮名表記法—Jピンインに関する検討—
守屋 宏則
日中辞典—訳語と例文をめぐって—
2002年4月20日(土)
お茶の水女子大学
村山 洋子
”,“”意味の“
周 媛
中国語の“V在L”構文について—“在LV”構文との関連を中心に—
島津 幸子
時間フレーズを構成する“”と“”について

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