北海道支部例会

更新日: 2011/12/29

北海道支部例会(第二回)研究発表募集のご案内

北海道支部例会(第2回)を開催することになりましたので,下記の要領で研究発表を募集いたします。会員の皆様には奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

  • 日時: 2012年3月24日(土)午後(時間は未定ですが,13:00~17:30に収まる時間に開催します)
  • 会場: 北海道大学・人文社会科学総合教育研究棟
  • 申込締切: 2012年2月20日(月)
  • 申込先:
    〒060-0810 札幌市北区北10条西7丁目 北海道大学大学院文学研究科 松江崇
    E-mail: zhongwenxi*let.hokudai.ac.jp(*を半角@に変えて入力してください)
  • 発表申込要領: 以下の項目を明記したものを,上記申し込み先まで郵便またはE-mail(ワードファイルで添付)で送付してください。 (1)氏名,(2)所属・職名,(3)発表題目,(4)連絡先(連絡住所・電話番号・E-mailアドレス等。自宅か勤務先かを明記のこと。支部事務局からの連絡が可能な連絡先を指定してください),(5)発表の際に使用予定の機材(借用希望があれば明記して下さい),(6)300字以内の発表の要旨。

年度別支部例会一覧


2011年度

2012年3月24日(土)午後
北海道大学・人文社会科学総合教育研究棟

2010年度

2011年3月19日(土)14:00〜
北海道大学・人文社会科学総合教育研究棟(通称W棟)W408室
山田大輔(北海道大学・院)
上古漢語指示詞の体系—「」「」「」を中心に—
発表者は、昨年の第60回全国大会において、非現場指示における「」「」は「局限・非局限」の対立を成している、ということを主張した。それをふまえ、本発表では、この「局限・非局限」が現場指示における「近指・中指」という対立とどのように関係するのかを考察する。同時に、いわゆる遠指系の指示詞「」の指示機能についても検討し、最終的に、上古漢語において「」「」「」がどのような体系を成していたのかについて一つの仮説を提示する。
成田廣子(北海道大学・院)
『拍案驚奇』における“V得”と“V了”について
近代漢語における“V得”構造は、現代漢語の状態補語・可能補語などとの関連からも興味深い研究対象である。本発表は、明末の白話小説『拍案驚奇』を資料として、(1)“V得”構造の種々の機能を分析・記述し、(2)またそのうち動作の実現・完了を表すものと、類似の文法的意味を表す“V得”との使い分け条件について検討するものである。後者については、まず“V得”と“V了”のVの種類に着目しつつ、語彙的アスペクトの観点から分析を加えることを試みる。
林恒立(北海道大学・院)
閩南語の「來去(lâi khì)」のモダリティ用法—北京語、日本語との対照を交えつつ—
北京語と同様、閩南語の“”(来る)は、本動詞の用法だけでなく、「我“來”試看mai」(私がやってみる)のように、動作主の後ろに置かれ、動作に対する積極性を表す用法を持つ。さらに閩南語には、上述の「動作主++VP」の他、「動作主+來去+VP」という用法が存在する。例えば「咱來去chhi-thô」(遊びに行こう)の場合、 a)[咱 [來] [去] [chhi-thô]]やb)[咱 [來] [去chhi-thô]]と捉えることもできれば、c)[咱 [來去] [chhi-thô]]と捉えることもできる。本発表では「來去」をc)のように一纏まりで話者の意志を表すモダリティ要素と見なし、その用法について文タイプと関連付けながら分析する。
飯田真紀(北海道大学)
広東語の動態助詞“-到”と否定詞
広東語の動態助詞“-到”は、事象の存在・非存在を表す助動詞(副詞)“有/冇”と共起する場合のみ現れるが、先行研究では“-到”の意味機能は十分に明らかにされていない。本発表では、“-到”は動作・状態の「未実現から実現に至る変化」を明示する機能を担うものであり、“有V到” 、“冇V到”、“有冇V到”は動作・状態の実現という<変化>に焦点を当てた表現形式であると考える。その上で、“-到”が“有/冇”と共起するときのみ現れるのは、“有/冇”自体が動作・状態実現という<変化>に言及することができないことに起因しており、その点で広東語の否定詞“”と普通話の否定副詞“”は大きく異なることを述べる。
アクセス:
W棟は文学部棟に隣接した6階建ての棟です。文学部棟までのアクセスは下記URLを参照。
問い合わせ先:
〒060-0810 札幌市北区北10条西7丁目
北海道大学大学院文学研究科 松江崇研究室(支部事務局)
E-mail: zhongwenxi*let.hokudai.ac.jp(*を半角@に変えて入力してください)

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